酒さ様皮膚炎・口囲皮膚炎 - 皮膚炎情報提供サイト

酒さ様皮膚炎・口囲皮膚炎

酒さ様皮膚炎・口囲皮膚炎とは、顔全体がアルコールを飲んだように赤く腫れる皮膚炎です。口囲皮膚炎は特に、口の周りに症状が出ます。口の周りに赤い発疹が出たり、かさぶたなどができたりします。

強いほてりや灼熱感を伴って痒みが出ることもありますが、口囲皮膚炎の痒みはそれほど強いものではありません。10代後半〜40代の女性によく見られる病気になります。

化粧品を始めとして、シャンプーやリンスでかぶれた際に、市販のステロイドが入ったかぶれ止めの薬を常用したことが主な原因になります。口の周りという目立つところに症状が出ますので、メイクで隠そうとしたり、勝手に市販薬などを塗ったりすると症状が悪化することになりますので、自己判断せずに病院へ行くようにしましょう。

酒さとは、鼻を中心として両頬が赤くなる病気で、それと似た症状が現れるのが酒さ様皮膚炎です。副腎皮質ホルモン剤の長期使用による副作用が原因で、顔の毛細血管が拡張して赤ら顔になる他、にきび状のぶつぶつができたりします。火照りやぴりぴり感を伴い、痒みを感じる人もいます。

治療としては原因となっている薬剤の使用を中止することですが、大抵は中止してから2、3週間後に症状が悪化します。早めに専門医の診断が必要になります。

酒さ皮膚炎は女性に多かった病気ですが、頭部の治療にステロイドを処方され、その副作用が出る場合も多く、スキンケアに関心が高まっている男性の中にも酒さ皮膚炎になる方が増えているようです。

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