湿疹の治療
湿疹が起こったら、痒みを抑えるために外用薬を塗るようにしましょう。痒みを伴うことが多いですが、掻くことによって余計に痒みを伴うことになりますので、掻かないようにしてください。
眠っている間などは無意識に掻いてしまうことがありますので、寝る前に湿疹のできている部分にガーゼなどを当てることをお勧めします。掻かないということが一番重要になります。
湿疹ができた直後というのは、お風呂に入るのは避けるようにしてください。しかし肌を清潔に保つことが大切になりますので、シャワーをするのが良いかと思います。使用する石鹸は出来るだけ低刺激のものを使用しましょう。
湿疹ができている時に汗をかくと、痒みが増す可能性がありますので発汗予防も大切になります。夏の場合は特に注意しないといけないので、家の中では軽めにクーラーをする方が良いかもしれません。
以上の治療や対策を行うことで湿疹は治まることがほとんどですが、ひどい場合やなかなか治らない場合は皮膚科などに行って診てもらうようにしましょう。病院に行って湿疹の原因が分かれば、治療は比較的簡単になります。
湿疹の治療は、副腎皮質ホルモンなどの軟膏を使用することが多くなります。湿疹は慢性化すると治りにくくなります。そうなる前に早めに受診してください。
また、安易な軟膏の使い方は危険なので注意しましょう。金属などの刺激物の接触による場合、皮膚表面がこすれたりする場合、内服薬などによる体の内側から起こる場合などがあります。
|
|
その他
ステロイド剤
抗ヒスタミン剤
湿疹と蕁麻疹
湿疹の治療
皮膚の構造
46815