クラゲ刺症 - 皮膚炎情報提供サイト

クラゲ刺症

夏に海で泳いだりすると、クラゲに刺されることがあるかと思います。クラゲ刺症とは、海でクラゲに刺されることによって生じる皮膚炎です。

毒の入った多数の刺胞(しほう)という部分をもったクラゲの触手が原因で、刺胞の中には毒液と刺糸といわれる針状のものがあります。この刺胞に皮膚が触れると直後にヒリヒリした痛みを感じ、局所に線状に発赤やむくみが現れます。その後、水疱(すいほう)や潰瘍になることもあります。

種類や刺された人の体質によっては、筋肉痛、気分不良、意識障害などの全身症状が現れることもあります。発赤は5日ほどで消えることがほとんどですが、1週間ほど経つと再び発赤することがあります。1週間後に再び発赤した場合は、クラゲの毒に対してアレルギー反応を起こしているということになります。

アレルギー反応が原因で起こる症状は初めの症状よりも強いことがほとんどで、皮膚の障害が高度になってくるとケロイドが残ることもあります。このような状態になると治療が難しくなりますので、クラゲに刺された時でも早めに皮膚科へ行くようにしましょう。

対処としては真水ではなく、海水でよく洗い流すことです。またクラゲが持つ毒は熱に弱いので、乾いた熱い砂をかけてから海水をかけても効果的とされています。

日本各地の沿岸ではアンドンクラゲ、カツオノエボシによる被害が多く、8〜9月に多く発生します。沖縄近海ではハブクラゲという強毒の種類のクラゲもいます。

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