急性湿疹と慢性湿疹 - 皮膚炎情報提供サイト

急性湿疹と慢性湿疹

湿疹というのも、最近は皮膚炎とほとんど同じ分類にされています。例えば、脂漏性湿疹のことを脂漏性皮膚炎と呼ぶことがあります。

湿疹にも様々ありますが、湿疹は皮膚の表面に刺激が加わることによって、軽いむくみがある赤い発疹が起きます。それがその後にブツブツになって、水ぶくれのようになります。化膿すると糜爛(びらん)になったり、かさぶたになったりすることもあります。

湿疹に関しては急性と慢性の2種類に分けることが出来ますが、急性の場合はじめじめしていて、かぶれたような感じになっていることを言います。急性湿疹はかぶれである接触性皮膚炎、赤ちゃんの顔にできる脂漏性皮膚炎、老人の下腿に好発する貨幣状湿疹が含まれ、これらは治癒の転帰を辿りやすい分類になります。

慢性の湿疹は、湿疹を何度も繰り返すことを言います。急性湿疹を何度も繰り返したりすることで皮膚が乾燥するようになり、皮膚が厚くなったり硬くなったりします。このような状態を慢性湿疹と言います。慢性がひどくなると、ゾウのようにゴワゴワした皮膚になってしまいます。

アトピー性皮膚炎というのも慢性湿疹に分類され、苔癬化の転帰をとりやすいです。慢性湿疹は症状が慢性してしまっている状態になりますので、治るまでに時間がかかり、しばらくの間続くことになります。

また、慢性皮膚炎になると皮膚がひび割れたりしますので、細菌に感染してしまう可能性もあります。このようなことから、湿疹というのは様々な皮膚症状を表現しているということになります。

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皮膚炎の基礎知識

皮膚炎とは?
急性湿疹と慢性湿疹
アトピー性皮膚炎
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