毒蛾皮膚炎 - 皮膚炎情報提供サイト

毒蛾皮膚炎

毒蛾皮膚炎とは、毒蛾の幼虫のもつ毒針毛がヒトの皮膚に刺さって起こる皮膚炎です。市街地でみられる毒蛾皮膚炎は幼虫の皮膚炎であることがほとんどでしたが、最近は今までにあまりなかった毒蛾の皮膚炎もよくみられるようになっています。

椿の葉の裏側などにいることが多く、よくでる季節は5月〜9月になります。そのため、その時期は毒蛾がいそうな木の近くでは遊んだりしないようにしましょう。

症状としては、均等な紅色の蕁麻疹が集まって多発します。始めは大きく盛り上がった発疹が出る事がありますので、蕁麻疹と間違うことがあります。その後、1日から2日かけてボツボツがだんだん増え、強い痒みも伴います。

多くはチャドクガによるもので、ツバキ、サザンカ、茶葉などに寄生します。年2回大量発生し、6月から10月ぐらいによく刺されます。また、チャドクガが近くにいなくても、風に乗って毒蛾の毛が皮膚や洗濯物に付いて症状が出る場合もあります。

刺された直後であれば、ガムテープを貼って刺さった針を抜くか、流水で洗い流します。シャワーなどでこすらずに洗い流すことも効果的です。石鹸などの使用は避けましょう。初期であればその後に痒み止めなどの薬を塗って、次の日からはステロイド系の薬を用いると効果的とされていますが、痒みがとても強いので、刺された場合は病院に行くようにしましょう。

毒蛾皮膚炎には免疫はなく何度も刺されますので、毒蛾がいる木に近づかないようにするなどの対策をする必要があります。

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