湿疹と蕁麻疹 - 皮膚炎情報提供サイト

湿疹と蕁麻疹

湿疹と蕁麻疹はどちらも皮膚の病気になります。痒みを主な症状とする点ではよく似ていますが、原因や治療は異なります。

湿疹は皮膚炎とも呼ばれていて、痒みを伴う紅いブツブツが体の一部に現れることが多い病気の総称のことを言います。皮膚炎の症状を表す言葉なので、湿疹という病名ではありません。皮膚炎を発症している方の3分の1はこの湿疹だと言われています。

年齢や発症する場所なども様々になります。身体の一部だけに発症することもあれば、身体全体にできたりすることもあります。また、人によって症状の程度も違ってきます。そして湿疹は数日から1週間以上、この症状が続くことがほとんどになります。

蕁麻疹は、何らかの原因により皮膚の色々な部位に膨疹の出現を特徴とするもので、一種の症候群とみなされています。繰り返し起こりやすいのが特徴で、痒みのある局部的な皮膚の紅斑・浮腫(むくみ)が生じますが、跡を残さずに短時間で消えます。しかし、遅れてできた発疹というのは消えずにしばらく残ります。

蕁麻疹のできやすい人は花粉症などのアレルギー体質を持っている方で、蕁麻疹ができると腫れ上がったりすることもあります。湿疹と蕁麻疹は発症する原因などは共通していることが多いですが、簡単に言うと発症するまでのメカニズムが違うということになります。

湿疹は皮膚の表面に起こる炎症になりますが、蕁麻疹は体の内側から起こる症状と言えます。違いがあっても一般的に見ると似たような症状であることから、混同してしまうこともよくあります。そのため湿疹や蕁麻疹ができた場合は、決めつけずに医師に判断してもらい治療するようにしましょう。

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