皮膚の構造 - 皮膚炎情報提供サイト

皮膚の構造

人間の皮膚というのはどのような構造をしていて、どのような役割を果たしているのでしょうか。皮膚の構造を理解しておくと、肌のトラブルなどが起こった時の対策もわかりやすくなります。

皮膚というのは体の表面を、紫外線や刺激などから身体を守っています。人の体は約60兆個の細胞からできています。心臓は心臓の働きをする細胞、脳は脳の働きをする細胞、骨や血液もそれぞれ細胞で成り立ち、私たちの身体の一番外側を覆う細胞が「皮膚細胞」になります。皮膚は薄く何ミリという厚さになりますが、正常な皮膚は皮下組織、真皮、表皮の三層構造になっています。

皮下組織はエネルギーを脂肪の形で蓄え、クッションの役割、体温の発散を防ぐエネルギーの貯蔵庫と言われています。真皮は毛細血管や神経、毛根など大切な組織が通り、70%はコラーゲン繊維でできています。痛い、痒い、冷たいなどの感覚は真皮まで刺激が伝わっているということになります。

表皮は角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層構造で、わずか0.2mmの厚さしかありません。表皮と真皮の間には「基底膜」というものがあり、この基底膜を通して、栄養、酸素、老廃物、情報などの交換がなされています。

表皮の細胞は、一番下にある基底細胞が細胞分裂し、その娘細胞の一方が上行して各層を経て、丈夫で平らな角質細胞となります。角質細胞とは、皮膚の一番外側、手で触れられる部分の角質層になります。

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